2019年3月4日月曜日

BOSEのスピーカー


私が、仕事の大半を過ごす場所、社長室。

そこで、一番活躍している電機製品は、

パソコンと「BOSE(ボーズ)のスピーカーです。





iPad から YouTube Music の音楽を

 Bluetooth で接続して、ずっと流しています。

そういえば、CDとか全然使わなくなりました。



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【連載】失敗しない土地活用

 私の経験を基にリスクを最小限に押さえた土地活用のコツについて連載していきます。(2005年に私が出版した『自己責任型土地活用で、建築投資利回り48.3%、7つのポイント』を現在に合うように加筆・修正したものです。) 

 
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それでは早速、前回の続きです・・・

【#7】

『 無理な土地活用なら、しない方がマシ
   ~ バブル崩壊後の悲惨な街、悲惨な土地オーナー ~ 』

(5)生産力地のケース
   ・・・いい場所は生産緑地にするな!

 「生産緑地」とは、都市計画法に基づく生産緑地法に定められた市街化調整区域内の農地のことです。30年以上の営農継続が条件で、希望者は申請をします。「保全すべき農地」として認められると、固定資産税や相続税が安くなる特典があります。

 まわりはマンションが建っているのに、ぽつんと田んぼがあって、お米などを作っている光景を見たことはありませんか?「あそこだけなぜ田んぼなんだろう?」と不思議に思ったことはないでしょうか?

 その多くが「生産緑地」です。マンションを建てたいと思っても、30年間は農業をする土地であり続けなければならないのです。「生産緑地」であっても、農業をするのに適切な土地であれば問題はあまりないでしょう。

 しかし、税金が安くなるからと、目先の事しか考えず、早々と生産緑地にして、後悔している土地オーナーがいます。生かせる土地を生産緑地にしてしまったために、土地を活用することが出来なくなっているのです。一旦生産力地の届出をすると、30年間はずっとそのままでおいておかなければなりません。

 もし、相続税の納税猶予を受けていて、変更したいと思えば、相続時にさかのぼって相続税とその間の利子税を納めなければなりません。

 生かせる土地、たとえば道路沿いの広い土地などは固定資産税が非常に高い。高いから、生産緑地にして、税金を安くしたい……。逆に、不便な場所にある小さな土地は固定資産税が安いから、生産緑地にしてもメリットが少ない。

 とりあえず、大きい土地を生産緑地にしておこう。小さい土地は、賃貸マンションでも建てるか、駐車場にするかな?そんな風に考えて、生かせる大きな土地を「生産力地」にし、生きない小さな土地を活用しようと考えた土地オーナーが多くいました。

 このような場合、小さい方の土地を生産緑地にし、道路沿いの大きい土地は、ロードサイド店舗などで十分生かすべきです。収益が上がる土地は、固定資産税も高い。それだけ価値があるからです。くれぐれも目先の節税対策や、安易な考えだけで、土地活用を考えるのは避けていただきたいと思います。

 何度も言いますが、土地活用は、会社経営と同じです。「とりあえず」という気持ちでやるなら、やらない方がマシです。情報を集め、真剣にどうすべきかを考えた上で、自己責任で判断してほしいのです。
  
次回につづく・・・
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