2019年4月8日月曜日

ベルギーの留学生と、12年ぶりの再会



12年前、我が家にベルギーの高校生が1年間ホームステイしていました。

その子が、彼女を連れて12年ぶりに日本に帰ってきてくれました。






日本語を忘れないように、時々使っているようで、会話もスムーズに。

最高に、楽しい一時でした。


* * *
 
【連載】失敗しない土地活用

 私の経験を基にリスクを最小限に押さえた土地活用のコツについて連載していきます。(2005年に私が出版した『自己責任型土地活用で、建築投資利回り48.3%、7つのポイント』を現在に合うように加筆・修正したものです。)
 

* * *

それでは早速、前回の続きです・・・


【#8】

『 誰も話さない「建築業界・不動産業界」のしくみ 』

 大学を卒業後、私はある大手建築会社に入社し、営業マンとして12年間働きました。
 私は自分なりの考えがあって起業するために退職しました。それは12年間勤め、建築業界・不動産業界の表も裏も知り、問題意識を持ったからでした。

 他の業界とは異なり、この業界は古い体質の上、不透明で不思議な世界です。
 動くお金は大きく、時には簡単に億というお金が動いたり、消えていったりします。今振り返ると、慣れるということは恐ろしいもので、お金に対する市民的な常識はなくなり、そしてそれが人間的な感覚を麻痺させてしまうことにも、いつの間にか気付けなくなっていたように思います。

 こんな業界ですから、常識ではおかしいと思うことでも大きなノルマを課され、動き回り、利益とノルマ達成の為なら手段を選ばない営業マンたちには、まるで通じないかもしれません。

 少々酷な言い方ですが、「この土地の最も有効な活用法は何だろう?」と土地オーナーのために親身になって考えてくれる建築会社や不動産会社の営業マンが、 少数派であることは間違いありません。ほとんどの営業マンは、早く契約にこぎつけ、いかに大きく自社の利益を出すかということだけを考えているのです。

 そしてまた、自分の提案を受け入れてくれた土地オーナーが失敗しようと、借金を返せず悩み苦しもうと、彼らの良心は傷みません。「それは自己責任です。印を押したのは土地オーナー自身でしょう。私は会社のために一生懸命働いただけなのに、何が悪いんですか?」と彼らは言うでしょう。

 実際、私が担当した土地オーナーの中にも土地活用に失敗し、大きな借金を作ってしまい、頭を抱えておられたケースがいくつかありました。どなられたことも一度や二度ではありません。「最終的に決断したのは土地オーナーではないか、私はただ提案しただけだ!」・・・そう考えていた私でした。今、振り替えれば何と非人間的だったのかと思います。しかし、非人間的にさせてしまう何かが、この業界にはあるのです。

 この業界はどのようなしくみになっているのか、誰も話さない真実を私は書こうと思います。当時苦しませてしまった土地オーナーのような方を二度と出さないために、そして一人でも多くの方が土地活用を成功させ、笑顔で過ごすことができるような、道しるべとなるために。


次回につづく・・・

* * *




居抜き店舗のreTENPO

土地活用のTENPObe