私がサイクリングしていない最後の県が、沖縄県でした。
今回サイクリングで、日本中の都道府県を走ったことになります。
天候に恵まれ、充実したサイクリングでした。
「古宇利大橋」
「美ら海水族館」
「古備瀬フクギ並木」
「古宇利島を望む」
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『 トイザらスに思う、ロードサイド店舗の変遷 』
この出来事は大きな衝撃を与え、日本でも新聞や雑誌が取り上げ原因分析をしています。原因とされる一つが、出生率の減少です。小売業、特に新生児や子どもをターゲットにしている業界は影響を受けています。もう一つの理由は、Amazon(アマゾン)に代表されるネット通販の躍進です。特に、Amazonとトイザらスはネット通販が急速に伸びてきた2000年から緊密な関係で、Amazon上でトイザらスが唯一の販売業者でした。当初は両者にメリットをもたらすと見られていましたが、トイザらスが十分な商品を確保できていないことを理由に、Amazonが他の玩具業者らをサイトに招き入れ始めました。私は、このネット通販サイトによる商品の比較(特に価格とスペックのみを強調する比較)が、小売業を大きく変えると思います。特に、今までの日本の店舗(特にロードサイド店舗)が、来店客を囲い込み、他の店舗と比較させることなく来店客に確実に商品を買わせるための店作りに注力してきたことが、根底から覆される時が来ていると思います。
トイザらスの出店が今まで日本のロードサイド店舗に与えた影響は大きいものでした。おもちゃ・玩具に話を絞ると、1970~90年代初頭まで、おもちゃと言えば、チヨダ靴店が運営展開するハローマックに代表されるロードサイド店舗でした。売場面積は80坪程度でしたが、それまでの商店街のおもちゃ屋さんが一気にロードサイド店舗に取って代わられました。ところが、1992年に奈良県橿原市に国内初のトイザらスがオープンしたのです。当時のブッシュ米大統領が開店式典にヘリコプターで来店しスピーチしたことが大ニュースとなりました。私も大行列の中ブッシュ大統領のスピーチを聞くためにトイザらスのオープンセレモニーを見学に行き、これから起きる大型ロードサイド店舗の流れに興奮しました。さらに、ロサンゼルス・サンフランシスコのトイザらスやオフィスマックス(文具)、スポーツオーソリティ(スポーツ用品)を実際見て回り、さらに刺激を受け、TENPObeを設立するに至ります。
トイザらスの出店は、89年に始まった貿易不均衡の是正を話し合う日米構造協議の成果とされ、その後、アメリカからの外圧で大店法(現:大店立地法)が大きく改正されました。現在の、大型ショッピングモールの乱立状態からは信じられない様な話ですが、大店法改正と大店立地法ができるまで、日本のロードサイドにショッピングモールは存在しませんでした。
日本にトイザらスが大きな話題とともに進出してから、たったの26年です。この間に、ロードサイド店舗は大きく変わりました。誰にも予測できなかったことだと思います。店舗の賃貸借契約の多くが15~20年間ですが、契約させて頂く店舗の20年後は、申し訳ないですが予想できません。私は、契約の段階で可能な限りの選択肢を予測し、それに備え、契約後も最新の情報を入手し、それをオーナー様に提供し変化に対応することが、プロデュース業の責任であると考えています。
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